小山駅の立ち食いそば屋『きそば』のそばが好きです。だしの効いた濃い口のつゆを吸ってトロトロになる天ぷら。シャキシャキのネギ、麺の幅が不揃いの乱切り田舎そばが絶品です。

かつて小山駅に「きそば」という駅そば屋があった
2022年1月に閉店した「きそば」の情報を発信しています。
当記事では、かつて小山駅に「きそば」という駅そば屋があったことを紹介しています。
私にとって小山駅「きそば」は空気のような存在で、有って当たり前的な感覚でいました。
単身赴任をしていて毎週末に小山駅を利用していたので、電車の乗り換え時間が合えば「きそば」でそばを食べていた。
閉店する事がわかっていれば、もっと多く食べて置けばよかった。なんて思っても後の祭りです。
別れは前触れもなく突然やってきました。
2022年の1月半ばで閉店するという現実を突然突きつけられた。
暑い夏に温か天ぷらそばを食べて汗だくにんったことや、そばと同じ時間で出来ると思っていたラーメンが麺を茹でるのに時間がかかり乗り換え時間ギリギリに麺を食べるのが精一杯だった事などが思い出されます。
中でも想いで深いのは、二年前に他界した父が元気だった頃は親子三代で毎年、元日に歳迎えそばを食べていました。
我が家では、歳初めの最初のイベントが「きそば」詣ででした。
今、考えてみれば元日に「きそば」が営業しているということは店員さんが元日無しで働いてくれたから成せる業だったなと感謝の気持ちです。
そんな理由で、小山駅「きそば』にはいろいろな思い出が詰まっている。
閉店のニュースが流れると、閉店する事を知ったファンが最後の一杯を食べようと押しかけて長い行列ができていました。
閉店してしてしまった今では懐かしい後継です。
閉店してシャッターが閉まっている「きそば」をみると、本当に閉店してしまったんだなという実感がわいてきました。