
小山駅の駅そば屋『きそば』のメニューを紹介します。
かけそば、天ぷらそばといった定番メニューから季節限定のメニュもあります。
『かけそば・かけうどん』というと『いっぱいのかけそば』という絵本がブームになり話題になった時ががあったなあと思い出すのは私だけでしょうか?
今回紹介する、『かけそば』は丼ぶりに盛った麺につゆをかけて薬味のネギを載せたもの。
ですので、具材は無しで薬味のネギだけという見た目も味も非常にシンプルなメニューになります。
かけそばは、他の具材の味が混ざらないので麺の味や食感、出汁の効いたつゆ味がストレートに伝わってきます。
たかが、かけそば。されどかけそば。
これが、つゆの味が最後まで楽しめて美味しいんです。
このシンプルな味にはまると、具材は要らないんじゃないか?という考えも起きて来ます。
意外に「かけそば」は侮れないメニューだと知りました。
一杯で足りない場合は、『替え玉』を注文すると満腹になります。
私が、一番多く注文するメニューです。
駅そばと言ったら、何といっても天ぷらそばですね。
麺の太さが、人が包丁で切ったような幅が不ぞろいの乱切りが特徴の田舎そばと、鯖節とうるめ節の出汁が効いた、濃い口醤油の黒いつゆとが相まって立ち上る湯気も楽しませてくれる。
天ぷらは、つゆを吸ってトロトロ、フワフワになるように最適化されていて、時間をかけずにトロフワの状態になる。
やくみのネギもシャキシャキしています。
これで、390円なの?という財布に優しい値段設定も、おすすめのポイントを上げています。
天ぷらをのせただけでこれ程そばが美味しくなるのか?と言うほど味が濃厚になります。
かけそばと比較すると一目瞭然、天ぷらそばこそ、注文数が一番多いのではないか?と勝手に予想しています。
天ぷらそばの醍醐味は、つゆと天ぷらの油の融合おさることながらつゆを吸ってトロトロになった天ぷらも融合してきます。
つゆにこくが加わりトロトロの具材が美味しいの一言。
天ぷらそばの前では、他のメニューが霞んでしまうほどです。
欲を言えば、天ぷら具材に物足りなさを感じますが、それを補って余りあるほどの濃厚さでカバー。
文句のつけどころが見当たりません。
たまごをトッピングすれば天玉そばになります。
天ぷらと生たまごという、どちらも主役級のコラボで贅沢な一杯ですね。
あるテレビで立ち食いそばの達人が、先ずは天ぷらそばを食べてみると言っていました。
私の場合、天ぷらそば・うどんが判ったら、次は天ぷらそばに生卵を落としてみる事にしています。
私は、生卵でつゆの味がボケてしまうのがもったいないので生卵は殆ど頼まないのですが、若かりし頃はよく注文していたメニューです。
つゆで温められた生卵のどちらかというと白身より黄身の方が、半熟状態でドロドロになり麺と絡めて食べると、超美味しくて最高です。
そば・うどんと生卵の組み合わせは、味に変化が乏しい白身より、断然、黄身だと思っています。
白身のチュルチュル感も捨てがたいのですが、黄身の持つ濃厚さにはかないません。
濃厚な黄身と麺とつゆの融合が、天玉そば・うどんが持っている一番の醍醐味と言えます。
替え玉を頼むと麺だけではなく、つゆも足してくれます。
生卵で味がボケたつゆが、くっきりとした味のつゆになり、2度楽しめます。
一度、替え玉を試してみて下さい。
生卵が具材のメニューは2度、違う味が楽しめます。
一杯で足りない場合は、『替え玉』を注文すると満腹になります。
具材が岩下の新生姜という一風変わったメニュー。
麺とつゆは栃木市の中沢製麺、具材も栃木市にある岩下の新生姜という栃木県栃木市製のコラボしたメニューです。
岩下の新生姜は食べた事がありますので味は知っています。
そばと合うのか?と思いましたが、食べてみると美味しい。
岩下の新生姜の甘酸っぱい味と小山駅「きそば」のつゆとの相性はOK。
美味しい一杯になっています。
月見そばは、生卵が具材のそば。
つゆに浮かぶ生卵の黄身が、夜空に輝く満月の様なので月見そばと言われているのかな?と勝手に思っています。
醤油と卵の相性は抜群なのは誰でも知っている事と思います。
ですので、濃い口醤油のきそばのつゆとの相性も抜群。
落とした卵がつゆの暑さで半熟状態になった濃厚な黄身を崩して麺と絡めて食べると、とても美味しい。
白身もいいですが、月見そばの醍醐味は黄身にあると言っていいっでしょう。
濃い口のつゆの味をまろやかにしてくれる生卵。
つゆを飲み干したくなる衝動にかられるのですが、塩分摂取量と相談しながら飲み干す、飲み干さないは決めなければなりません。
一杯で足りない場合は、『替え玉』を注文すると満腹になります。
麺が見えなくなる程の、大きな味付け油揚げが具材のメニュー。
写真からもわかりますが、のっているおあげが大判です。
お揚げの味付けは甘じょっぱい想像通りの味です。
お揚げの甘じょっぱさと、つゆのしょっぱさが混ざりあい美味しい一杯です。
一杯で足りない場合は、『替え玉』を注文すると満腹になります。
カップ麺の「マルちゃんの赤いきつね」や「日清どん兵衛」できつねと言ったらうどんのイメージが、私の中で確立されています。
ですので、そばときつねの組み合わせに戸惑いを覚えた一杯です。
具材に野菜コロッケをのせたメニュー。
コロッケは中の具材がギューッと圧縮されていて固め、時間が経過してもつゆを吸って粉々にならない様に作られているのかな?
きそばの場合、野菜コロッケそばの具材である野菜コロッケは、それほど多く準備されていないと勝手に推測しています。
何故なら、券売機で✖印(完売しました)という状態の事が多く、滅多に注文する事が出来ないから。
1日の注文数が、それ程多くないのが理由なのかと考えます。
野菜コロッケそばの野菜コロッケは、私たちが通常食べているホクホクのコロッケとは、ちょっと違います。じゃがいもがギュッとなって固めです。
時間が経ってもつゆを吸ってトロトロになるわけでもなく、箸で野菜コロッケを割ってもつゆを吸って形が崩れるという事もありません。
そば・うどんの具材としてのコロッケは、見た目と具材はコロッケなのですが、固めです。試行錯誤した結果、つゆを吸って形が崩れてトロトロになってはいけないんじゃないか?という結論で固めになったのかもしれません。
立ち食いそばビギナーの頃は、そば・うどんにコロッケの具材なんてあり得ないと思っていましたが、いざ頼んでみると意外に美味しい。
天ぷらそば・うどんとは違った食感だし、つゆに染み旨味も違っています。
一杯で足りない場合は、『替え玉』を注文すると満腹になります。
山菜そば・うどんは、具材が食物繊維の多い山菜ならではのコリコリ感がたまらない一杯。
出汁に余分なうまみが混ざらないので出汁本来のあじが楽しめます。
最初から最後まで出汁の味が変わらない山菜そば。
シンプルです。
一杯で足りない場合は、『替え玉』を注文すると満腹になります。
きそばでは定番のメニューの他に季節限定のメニューがあります。
人気があれば手版メニューに加わるかもしれない野球で言えば2軍的な立ち位置なのかはわかりません。
え? 栃木県今年の魅力度ランキング最下位なの?それなら栃木の名物料理を蕎麦にのっけて食べよう!というキャッチフレーズ付きです。
栃木は魅力度 最下位??そば・うどんという自虐ネタの様なネーミングで、栃木県の有名な食材である宇都宮餃子、佐野のいもフライ、日光のゆばと小山駅の駅そばをコラボしたメニューです。
いもフライが予想以上に大きいので、思った以上に満腹になる一杯になっています。
私は茨城県人で、毎年魅力度の最下位を栃木県と茨城県で争っている気がしています。どちらも魅力があるのですが、何故か人気投票では影が薄いせいか毎年最下位候補なんですね。
茨城県と言えば、江戸時代は徳川御三家の水戸藩がありました。栃木県と言えば徳川家康公の日光東照宮が有名でどちらも徳川家ゆがりの地なのでランキングも上位になりそうなのですが、何故か低迷して最下位を争っています。
がんばれ茨城そして栃木。
きそばのつゆで中華麺を食べる煮干しの出汁の効いた和風ラーメンです。
私はそば派なので注文する事は無かったのですが限定メニューで5月いっぱいというツイートを見て、食べておかないと語れないという思いから5月30日に注文しました。
中華めんにそばつゆだけと思っていたので、煮干しの粉が追加されていてチャーシューに合う魚粉の味が際立っている立派な和ラーになっているので驚きました。
予想もしていなかったタイマーを使って一定時間麺を茹でる時間、電車の乗り換え時間内で麺とチャーシューを食べるのが精一杯、追い煮干し粉の効いたスープを飲む事が出来なかったのが残念で仕方ありません。
秋には復活予定なので、復活した暁には老い煮干しの効いたスープも飲み干す憩いで味わいたいと楽しみにしています。
とにかく魚粉がおししいです。復活したら又食べてみたいと思わせる味になっています。
駅そば屋のラーメン、侮れないト思いました、
小山駅きそばで追加でチョイスできるトッピングを紹介します。
・天ぷら
・岩下の新生姜
・きつね
・卵
・ねぎだく
・野菜コロッケ
・山菜
・替玉
他の駅そばでは見かけない替玉が珍しい。
そば ⇒ うどん、うどん ⇒ そばへの替玉もできる、